多額の費用がかからない永代供養墓
たいせつな家族が亡くなれば供養のためにお墓を建てるのが普通ですが、経済的にある程度の余裕がなければ難しい部分があるのも事実です。
まずは適当な土地を使用する権利を得ることが必要ですし、その土地の上に墓石を建てるにあたっては、墓石代とともに工事費がかかります。
さらには霊園全体の良好な維持管理のための管理費も毎年のようにかかるのが普通ですので、いわばランニングコストで見た場合の出費のほうも考えておかなければなりません。
そこで亡くなった人の供養という目的をしっかりと果たしつつ、なるべく経済的な負担を避けるための方法ですが、現在では永代供養墓という選択肢も存在しています。
奈良県の橿原神宮前駅からマイカーで10分の距離にある壷阪山霊園でも永代供養墓を導入しており、ここに依頼をすれば合祀の上で、永代にわたって供養や供花、墓地の清掃といったサービスを受けることができます。
遺族や親戚一同で墓参りをするのも自由で、墓石の前には花立ても用意されています。
特に永代供養墓に決めた場合には、合祀後に管理費などの費用はいっさいかからないというのが大きなメリットであり、将来の供養や管理をはじめとするさまざまな不安を感じなくても済むようになっています。
もちろん費用が理由という場合だけではなく、従来のように個別にお墓を建てたとしても遠方に住んでいて管理がしきれないという場合や、後継者がおらず先々は無縁仏になってしまうのではないかという懸念がある場合にも有効な選択です。